後半もこのまま突き進め！

　　　　後半も気合入れて行くぞ！　　　　　　　　　ファビーニョ、前でマルクスが待ってるぞ！

マルクス、そこから一発狙え！　　　　　　　　健太郎、相手にボール取られるなよ

後半は大宮の必死の反撃に合って、何度も危険な場面に直面します。でもその都度、全員で危機を守り抜き、相手にゴールを割らせません。万一同点に追いつかれても昇格は決まるのですが、どうせなら勝って終わりたいというのは選手もサポーターも同じ。スタンドからは期せずして「もう1点、もう1点」のコールが起こります。
おお、今シーズン最多記録を更新！もちろんスタジアム記録も、J2記録も更新。
42300人収容のスタジアムに42223人ということは・・・、
引き算してあと77人は急用で来場できなかった人と、ダフ屋さんがさばき切れなかった分ということになるのでしょうか。単純計算では。

来場者数を知らせるアナウンスも大歓声にかき消されてまったく聞こえません。
でもこの表示が出ればもう20分くらいで終了です。

このあと栗原に代えて深澤を、マルクスに代えて船越を投入、特に船越が出てくればもうフィナーレは近いということをみんな分かっています。ボルテージは最高潮に達しています。割れんばかりの声援です。

それから数分後、時計の針は45分を示し、デジタルの時刻表示が消えます。ロスタイムに突入です。
審判が表示板を掲げて出てきました。ロスタイムの表示でしょうか・・・、いや選手交代のようです。
もう大歓声で誰が入って誰が出たのか全く分かりません。あとでビデオを見たら健太郎に代えて安英学が入っていました。昇格の瞬間にピッチに立っていられる、安選手も感無量でしょう。

結局ロスタイムの表示は出ませんでした。3分くらい経ったでしょうか、
主審が何度も時計に目をやり、ついに長いホイッスル。

14時54分　試合終了、アルビレックス新潟、悲願のJ1昇格達成！

場内は総立ち、みんなこの瞬間を待っていたんです。反町アルビ3年間の努力が今、実を結びました。

(その1）出発〜スタジアム周辺の光景　　　（その2）入場　　　（その3）応援合戦〜キックオフ　　　（その4）前半10分、新潟先制

（その5）後半〜試合終了　　　（その6）J1昇格、歓喜の瞬間　　　（その7）逆転優勝　　　（その8）場内一周　　　（その9）帰り道

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