アルビレックス新潟
J1昇格、そしてJ2優勝おめでとう! 

おとぎ話の第1話が完結した日(その1)出発〜スタジアム周辺の光景

(その1)出発〜スタジアム周辺の光景   (その2)入場   (その3)応援合戦〜キックオフ   (その4)前半10分、新潟先制

(その5)後半〜試合終了   (その6)J1昇格、歓喜の瞬間   (その7)逆転優勝   (その8)場内一周   (その9)帰り道

昇格決定の瞬間、ピッチになだれ込む控え選手とスタッフたち。笑顔の健太郎、両手を突き上げて喜びを表わす船越と深沢、相手選手に祝福を受ける安英学、
両手を広げて駆け寄ってくるベンチコート姿の三田光も誇らしげですね。2003年11月23日(日)14:54 新潟スタジアム

(お断り)ゲーム及び選手等の写真に関してはJリーグ規約で使用が厳しく制限されています。静止画像の取り扱いについてはここに詳しく記載されています。またアルビレックス新潟のオフィシャルサイトには明記されていませんが、他チームのオフィシャルサイトには、個人のホームページでの静止画像の使用に関しての記述のある所もあります。サガン鳥栖では、肖像・ロゴ等のルールの中に「スタンドから個人で撮影した写真について、雰囲気としてスタンド全般やプレー中などで選手の個人肖像権が発生しない写真(遠くで個人がわからない場合)のみ使用を可能とする」旨の記述がなされています。この遠くで個人がわからないという部分がかなり曖昧な意味を持ち、たとえ遠くであっても背番号や体型で選手を識別することが容易な場合があります。上の写真を例に取った場合、安、船越、深澤の3選手は背番号で完全に識別できますし、左側にいる選手も顔はハッキリ見えないものの、体の形や走り方で鈴木健太郎選手であるということは一目瞭然です。当ホームページでは選手がアップになっている写真は極力掲載を控える、または小さいサイズの写真を使用するという対策を取らせていただいておりますが、もしも関係者の方がご覧になって「この写真はちょっとマズイよ」というのがありましたら実名でご連絡ください、善処させていただきますんで。ただあくまで営利を目的としない個人での楽しみプラス昇格の喜びをご覧になっている方々と分かち合うという目的での掲載ですので、早い話が、この程度の写真の掲載は大目に見てねというのが本音です。また写真の中に写っている一般人の方、気に触る写真があったらゴメンナサイ。削除依頼も受け付けさせていただいております。

 

反町監督就任から3年、2003年J2リーグ最終節となる11月23日(日)第44節の大宮アルディージャ戦、
アルビレックス新潟はホームの新潟スタジアムで劇的なJ2優勝、J1昇格を成し遂げました。


昇格決定は時間の問題と言われながらも第4クールに入ってからは苦戦の連続、
特にアウェーで勝てない状況に追い込まれ、11月15日のアウェーの福岡戦では、
あと数分で昇格が決まるという時にまさかの逆転を許してしまい昇格はお預け、
そればかりか広島に先に昇格を決められてしまうという事態が発生、昨年の悪夢が脳裏をよぎりました。
新潟からは応援バス10台をはじめとして、空路、陸路、1000人以上のサポーターが遠路福岡へ乗り込みましたが、
夢叶わず意気消沈して新潟へ戻って来ました。残るはあと1試合です。

そんな中、福岡で昇格を決められなかったお詫びと、気合を入れる意味を込めて、
主力選手が丸刈りになって最終戦に臨みました。(秋葉選手曰く、本当は軽い気持ちで丸刈りにしたらしいですが・・・)
(でも丸刈りが似合う選手と似合わない選手がいますね、イケメン宮ちゃんは一休さんみたいでしたね)

この試合で引き分け以上ならば無条件に昇格決定、仮に負けても川崎が引き分け以下であればやはり新潟の昇格が決定します。
新潟が負けて川崎が勝った場合のみ川崎の昇格が決まります。
確率で言えば新潟昇格の確率が8/9、川崎昇格の確率が1/9、圧倒的に新潟有利な状況です。
しかし何が起こるか分からないのがサッカーの怖いところです。余談は許されません。

最終戦前日の11月22日の土曜日、この日は雨だけでなく時々突風の吹き荒れる悪天候、
もしも当日こんな天気だったらボールがどこへ飛んでいくか分かりません。
何かの拍子で一点取った方が勝ち、なんて事態にもなりかねません。
またこんな天気が続けば「いなほ」が定刻通りに来るかどうかも心配です。
という訳でもしも荒天ならば村上始発の普通列車か高速バス、晴れれば「いなほ」という二本立の計画を立てました。

11月23日(日)時々小雨のぱらつく天候ながらも風はほとんど無風状態。


というわけで管理人は村上8:48発の「いなほ4号」に乗ることにしました。
ところがここでハプニングが発生。


村上駅の1番線ホーム、アルビのユニフォームを着た小学校低学年の子供とオレンジ系の上着を羽織ったお父さん、実に微笑ましい光景。
ところが列車到着まであと10分を切ったころ、お父さんが「チケット忘れた!」と言い出したのです。慌てて携帯で家に電話していましたが、どうやら間に合わない様子、
駅員に事情を説明して事務室内へ入って行きました。
その後の電車でも開始には十分間に合うのですが、あの親子どうなったでしょうか。
無事に観戦できていたら良いのですが・・・。
電車は485系3000番代の6両編成、先頭車の自由席に乗って新潟へと向かいました。

9:37定刻に新潟駅に到着、ヨドバシカメラでフィルムを買い、「今日こそ決まるといいですねえ」という会話を交わしたのち、
とりあえず駅周辺を眺めてみることにしました。万代口は特に騒がしくはありませんでしたが、
ブラザービルの「TMOビジョン」には時々アルビの試合の様子やPENPALSのライブ映像が流されていました。


万代口の観光用の懸垂幕までオレンジ色です。
気合が入っていますね。


こちらは南口バス乗り場の様子です。紅葉がきれいですね。
東側自由通路より撮影。


10:00頃、まだキックオフまで3時間あるにもかかわらず、バス待ちの列は駅の自由通路内まで続いていました。
昨年のワールドカップの時を彷彿させる光景です。


PLAKAの前では係員が往復乗車券(500円)を売り歩いていますが、バスカードを持っているので乗車券を買う必要はありません。本当は南口に集結するバスの写真をたくさん撮りたかったのですが、そんなことしてるヒマありません。列に並ぶことにします。あいにくの小雨模様ですが傘がなくても何とか過ごせる程度、それに次々とバスがやって来ますから、待ち時間はさほど長くありません。そして10:10頃のバスに乗車。

車内は熱気で窓ガラスがくもり、外の様子が全く見えません。どの辺を走っているのやら。
しばらく直進して
信号を右折すると、「もうすぐだなあ」という実感が沸いてきます。くもった窓越しにビッグスワンの美しい屋根が見えてきます。

10:30頃にスタジアムに到着、おお!この行列は!

既に入場待ちの人の列は県道を超え、ツアーバス等の駐車場も超え、一般駐車場まで延びていました。
先々週の
横浜FC戦の時よりも長い行列です。でも今日は既に列が動いています。
どうやら通常より30分早く客入れを開始した様子、みんな笑顔で悠然とゲートへと向かって行きます。
先々週の横浜FC戦の時は、「今日決まればいいなあ・・・」といった多少漠然とした期待感が漂っていましたが、
今回は「今日で決まるんだ」という確信をみんなが持っており、堂々としかも悠然とした雰囲気でした。

するとどこからともなく「ない人ありますよ、余ったら買いますよ」という声が。ダフ屋さんだ!しかも何人もいる。
ある程度予想はしていたものの、実際にその光景を見てビックリ、アルビも有名になったもんだ。
でも写真を撮るのに、ダフ屋さんがファインダーに入らないように、かなり気を遣いました。
翌日の日報の記事によれば、ダフ屋さんの相場は1万円位だったとか・・・、
ヤフオクと大差ないじゃん。


こちらはSゲート(アウェイ側サイドスタンド)の入場列です。
アウェイ側と言ってもみんなアルビサポですけどね。


こちらはEゲート(バックスタンド)の入場列です。
4つ並んだテントの一番右の蔦屋のテントでは、
出たばかりの「アルビレックスチョロQ」が売られていました。



これが噂のアルビレックスチョロQです、税込み1000円。試合開始前に買って傷めるといけないので、試合終了後に買いました。案の定、袋にも入れてくれずに、このままの状態で渡されました。上着のポケットに入れて、バスの中を押されないように気を付けながら持ち帰りました。

もったいなくて開封できん!







こちらはNゲート(ホーム側サイドスタンド)の入場列です。カナールに懸かる橋には「飛び込み禁止」の看板が設置してあります。
昨年のワールドカップの際の看板を急きょ引っ張り出して来たそうです。傍らにはNSTのスタッフが何やら打ち合わせをしています。
「飛び込む人、出るかも知れないから、このあたりで張ってる?」なんて相談していたのでしょうか。



周辺ウオッチングはこのくらいにして、そろそろ入場ゲートへ向かいましょう。入場開始時の混雑も徐々に解消しておりスムースな入場です。
これはEゲートの入場口です。通常のチケットとシーズンパスとでレーンが分けられています。

(その1)出発〜スタジアム周辺の光景   (その2)入場   (その3)応援合戦〜キックオフ   (その4)前半10分、新潟先制

(その5)後半〜試合終了   (その6)J1昇格、歓喜の瞬間   (その7)逆転優勝   (その8)場内一周   (その9)帰り道

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