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 安良町交通博物館
 2014/06/09
スカパー!プレミアム アンテナ交換記(1)

安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
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 2010年12月からスカパー!HD(現スカパー!プレミアムサービス)用としてSONYのDST-HD1というチューナーを月々100円のレンタル料金で使用してきましたが、このたびPANASONICのTZ-WR500Pという500GBのHDD内蔵DVR(優待販売で19800円)への交換を行いました。そしてそれに伴って衛星アンテナの再編に取り掛かることにしました。

 主たる目的はTZ-WR500Pのダブルチューナーモードを生かすこと、つまり2番組同時録画や、1番組録画時に裏番組の視聴できるようにするためです。スカパー!プレミアムサービスの電波は通常のBS放送や110度CS放送などの電波とは違って、一般的な方法での分配ができないため、2番組の同時受信や録画を行うためにはもう1本アンテナを設置するか、もしくはマルチアンテナを設置する必要があります。

衛星アンテナの現状

 2014年5月31日撮影
 
 現在衛星放送用として2本のアンテナを使用しています。

 写真上はスカパー!プレミアムサービス用の45センチタイプ。2005年に設置したものです。(マスプロ電工 2CS45SP 局発周波数10.678GHz)

 写真下はBS/110度CS用の50センチタイプ。正確には覚えていませんが5年以上は経過していると思います。(マスプロ電工 BSC50R)

 前述のスカパー!プレミアムサービスのダブルチューナーモードを生かすには、スカパー!プレミアムサービス用のアンテナをもう1本増設するか、もしくはスカパー!から発売されているBS/110度CSとスカパー!プレミアムサービスの両方が受信できて、なおかつスカパー!プレミアムサービスの2出力が可能なマルチアンテナに交換するか、大きく分けて二通りの方法があります。

 調整の難易度や、より良い受信状態の確保を考えればアンテナを1本増設するのが一番確実なのですが、さすがに一軒の家にパラボラアンテナが3本というのはチョット…という気持ちが大きいのも事実です。

 その一方で全ての放送が受信できるマルチアンテナにしてしまえば、アンテナ1本で済むので非常にシンプルになりますが、ちゃんと調整できるかどうか、また降雨の影響が大きくなるのではないかという不安も付きまといます。そういうこともあってアンテナをなかなか決定できずにいました。

あくまで受信状態最優先で考えてアンテナ3本にするか、外観や利便性を考えて1本のアンテナにまとめるか。


 スカパー!ダイレクトSHOPや通販サイトを何度も行き来して、カートに入れては戻したり、なかなか決めることができません。

何か背中を押してくれるものがあれば…

しかし偶然というのは突然訪れるものです。

マルチアンテナ SP-AM500M購入

 数日後、ハードオフ村上店に寄ったところ、ジャンクコーナーに2本のパラボラアンテナが置いてあるのが見えました。そのうちの1本は先週から置いてあるもので、DXアンテナのDSA-455というBSアンテナです。室内で使用していたらしく新品同様なのですが、古い製品のため残念ながら110度CS放送には対応していないようです。

 そしてもう1本、ディッシュに「スカパー!」という大きな文字が書かれた真新しいアンテナが置いてありました。古めの製品であればオバケみたいな大きなロゴマークが付いているのですが、この製品はそうではありません。ということは…

 値札を見ると「SP-AM500M 未チェック」と書かれています。つい1ヶ月ほど前までバリバリの現行商品として売られていたスカパー!ブランド(マスプロ電工製)のマルチアンテナです。最近SP-AM600Mにモデルチェンジされましたが、スペックや外観を見る限りでは全く違いが見当たりません。

 しかも、ベランダ取り付け用金具の当て板とボルト、それにケーブル類が欠品しているだけで外観は極上、1週間使いましたけど要らなくなったので手放しました…と言わんばかりの、まさに新品同様の状態でした。スカパー!プレミアムサービス用のコンバーターは2出力ともにキャップが付けられたままで、BS用のコンバータのみキャップが外されていましたので、推測するに前ユーザーはBS/110度CS側だけ使用していたのでしょう。






さらに驚いたのはその値段です。

324円

さ、さんびゃくにじゅうよえん?

 値札を見直しましたが間違いありません。
本体価格300円、税込価格324円、その場で確保したのは言うまでもありません。

 隣に置いてあるDXアンテナの10年落ちで110度CSにも対応していないアンテナが2160円なのに、ほぼ現行商品で、BSからスカパー!プレミアムサービスまで全て受信でき、なおかつ2出力可能なアンテナが324円、いったいどういう基準で値段を付けているのでしょう…

 かくしてハードオフの強力な後押しによってアンテナ再編計画の核はマルチアンテナSP-AM500Mに決定しました。

しかし、なかなか思うようには行かないものです。

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