●特急「懐かしの青森いなほ号」2015年3月21日(往路)


2010年の12月に運転を終了した、いわゆる「青森いなほ」が久しぶりに復活するということで、
こちらも久しぶりに勝木〜府屋間の国道7号線のオーバークロスへ撮影に行ってきました。

「青森いなほ」の通過時刻はだいたい11時頃でしょうか。3時間前に到着するには7時過ぎには家を出なければならない計算です。
ところがそうは上手く行かないもので、家を出たのが8時近かったため、現地へ到着した時には列車が来るまで2時間半を切っていました。

この時点で既に20人近いカメラマンが集まっていて、ベストポジションは人で一杯でした。
でもまあそれなりに絵になるポジションを確保することができ、「青い空、青い海」とまでは行かないものの、
春の柔らかい日差しの下で列車を待つことにしました。以下は今日撮影した写真です。
天気予報は晴れ、ただし昼ごろに曇りマークが出ているのが気になります。さて、どうなりますか。

2015年3月21日(土)8:56 上り村上行き822D
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 プログラムAE 1/500秒 F11 70mm(112mm相当)

のどかな雰囲気ですね。この区間、この時間帯に4両編成は過多のような気がしますが、
酒田〜鶴岡間あたりで通勤通学時間帯に当たるからなのかも知れませんね。
こういう混色編成は「♪後ろから前からどうぞ〜」という感じで、ぜひ両方向から撮りたいものですね。
 



2015年3月21日(土)9:07 下り貨物 EF510-18
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 プログラムAE 1/640秒 F10 75mm(120mm相当)

最近はEF510が幅を利かせてきましたね。



2015年3月21日(土)9:43 下り秋田行き「いなほ1号」2001M E653系 U107編成
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 シャッター優先AE 1/1000秒 F8 75mm(120mm相当)

この場所は、夏だとバックに海水浴客が写りこんでとても良い雰囲気が出る場所なのですが、
今はまだ「♪誰もいない海、二人の愛を確かめたくて〜」という感じでしょうか。
ちょっと季節が違いますかね。



2015年3月21日(土)9:47 上り新潟行き「いなほ6号」2006M E653系 U101編成
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 シャッター優先AE 1/1000秒 F8 81mm(130mm相当)

いなほ6号の「おけつ」です。府屋でいなほ1号と交換して来たのでしょう。テールランプがあまり冴えませんね。



2015年3月21日(土)9:56 下り貨物 EF510-17
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 シャッター優先AE 1/1000秒 F8 84mm(134mm相当)

またもやEF510がやって来て、その後の1時間は列車は何もなし。
そしてその間に徐々に雲行きが怪しくなって行って・・・



2015年3月21日(土)10:56 下り青森行き「懐かしの青森いなほ号」485系 T18編成
EOS 20D + EF70-200mmF4L ISO400 シャッター優先AE 1/1000秒 F8 78mm(125mm相当)

列車が顔を現す少し前に「ヒョーン」とタイフォンとホイッスルの混ざったやつを一発、みんなが息を呑む瞬間です。
直線ではなく、微妙にカーブしているところがいいですね。

しかし、天気予報は見事に当たりましたね。上の5枚とは色合いが明らかに違っていたので若干補正しました。、
明日の上りは・・・夕方は曇りの予報が出ていますし、撮りに行くか、行くとしたらどこで撮るか思案中です。



壁紙作成

いなほ1号と、懐かしの青森いなほ号の壁紙を1920x1080サイズで作成しました。
上下を切り詰めるために、掲載したコマとは別のコマを使っています。
もしも、もしも使いたいと言う方がおられましたら、ご自由にお使いください。
左側の草むらの部分はアイコン置き場にでも使っていただければ幸いです。

いなほ1号壁紙 1920x1080 509KB
懐かしの青森いなほ号壁紙 1920x1080 415KB(少し補正しました)



あとがき

今日は行きは国道7号線を、帰りは国道345号線を利用したのですが、
国道345号線経由の方が3.2km短かったのですが、カーブが多いせいか時間的には2分余計にかかりました。
また驚いたことに国道7号線桧原のごみ処理場を過ぎたあたりから雪が見え始めて、
板屋越、早稲田、塩野町から蒲萄あたりにかけての田んぼにはまだ雪が残っていて、
建物の付近には除雪した雪が高く積み上げられている所もありました。

また国道7号線蒲萄の集落、ここは相変わらず危険ですね。
その手前に短いトンネルがあるのですが、登坂車線の車を追い抜いた車が猛スピードでトンネルに入っていって、
そのままのスピードで今度は坂を下って蒲萄の集落に入って行くのですから危険極まりません。
日東道の建設が決まったので集落内の道路改良は望めないものと思いますが、
あのトンネルの前後で何とか無理やりスピードを落とさせる方法はないものかと考えてしまいます。

この方面へ行くのはほぼ5年ぶりでしたが、勝木の交差点付近に日帰り温泉施設が出来ていたくらいで、沿線は殆ど変わりありませんでした。
帰りに通った国道345号線は、塩害試験場の付近に道路の狭い箇所がまだ残っていました。

今回撮影したオーバークロスの近くには国道7号線の旧道のトンネルがあるのですが閉鎖されていました。
そういえば最近、廃墟めぐりをしていた人が廃トンネルの中で死体を見つけたという新聞記事がありましたが、
どこのトンネルなんでしょうね。見つけた人はさぞかし驚いたことでしょうね。

3月22日(復路)こちらです

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2015年3月21日(土)

安良町経由村上行き

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