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 安良町交通博物館  2006/08/13
  新潟のテレビ史(地上デジタル編)

安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
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新潟テレビ21 ブランドネーム変更記念
新潟の民放テレビ史、改め…

新潟のテレビ史(地上デジタル編)

 前回「新潟の民放テレビ史」を作成してから2年が経過、その間に新潟の電波事情は大きく変化を遂げました。新潟における地上デジタル放送は、先発組のNHK、BSN、NSTの3局4チャンネルが2006年4月1日から本放送を開始、後発組のTeNY、UXTV(NT21から改称)が10月1日から本放送を開始する予定です。既に後発2局では本放送と同様の試験放送が行なわれていますから、実質的に県内の地上デジタル放送は全て出揃ったといっても良いのではないかと思います。このページでは実際に地上デジタル放送を受信してみての感想などをご紹介しようと思います。

 まず最初にお断りしておきますが、このページでは「なぜ地デジにしなきゃいけないの?」とか、「2011年以降はアナログテレビが使えなくなるなんて、そんな馬鹿なハナシはない」とか、そういった類のネタは控えさせていただき、新しいシステムを純粋に楽しむという目的に徹したいと思います。

 このページで使用しております受信画像の著作権は各放送事業者様に帰属致します。転用などの二次仕様はご遠慮ください。またその他の画像及び文章の転用もご遠慮願います。また放送事業者様へのお願いですが、もし掲載に不適切な画像がございましたら削除させていただきますので、お手数ですがメールフォームからご連絡ください。その際には確認のためのメールをお送りいたしますので、部署名及び担当者様のお名前も併せてお知らせいただければ幸いです。

 
試験電波の画像

 開局に先立って様々な映像を使用した試験電波が発射されていました。局によって全てオリジナル画像を使用したものや、何かのドキュメント映像を使用したものなど、色んな映像がありました。中でもNHKはかなり気合が入っており、SLばんえつ物語号の映像や村上大祭の映像など、オリジナリティにあふれるものでした。下の写真にもありますがC57がマニアに囲まれながら咲花駅を発車する映像はまさに圧巻、「鉄」にとってはごく普通の光景であっても一般人にとっては異常とも思える光景が繰り返し流されていました。

新潟における2006年4月1日現在の受信可能エリア

 各局ともに弥彦山送信所および高田中継局の2箇所から送信することによって、県内の82パーセントをカバーすると言われています。詳しくはNHK新潟放送局のホームページ内にある「地上デジタル放送・受信エリアの目安」(リンク切れ)をご参照ください。

 また更に詳しい中継局の開設予定は、地上デジタル推進全国会議のホームページ内の、「地上デジタル・放送エリアのめやす」(リンク切れ)のページの中にエクセル形式の中継局リストが掲載されていますので、興味のある方はご参照いただければと思います。

 また受信方法につきましてはその地区によって、また個別の受信設備によっても大きく変ってくると思いますので、お近くの電気店にご相談されることをオススメ致します。

管理人宅における地デジ受信設備

下の写真は管理人宅のアンテナの様子です。
  
 ポールは2.4m(1.2m x 2本)、上から弥彦山向けUHFアンテナ、弥彦山向けFMアンテナ、下渡(げど)中継向けUHFアンテナです。2本のUHFアンテナをムサシで取り寄せてもらった特定地域用混合器でミックス、その後ブースターと4分配器を経て各部屋へと引き込みます。家の中のテレビが全てデジタル対応になってしまえばこのような複雑なことをする必要もなくなるのですが、デジタル用のテレビとアナログ用のテレビとが混在している現状では、このような形にならざるを得ません。




 普通の安いUU混合器を使っても良いのかもしれませんが、アナログ波にゴーストが出るのを恐れてこのような混合器を使うことにしました。この機種は別方向から来る電波をお互いの干渉を抑えつつ混合するためのもので29ch付近にトラップが入っています。もともとは関東地区向けですが、村上でもそのまま使えると考えました。

 つまり29chよりも低いチャンネルは弥彦山に向けたアンテナから、
29chよりも高いチャンネルは下渡中継局に向けたアンテナからの電波を受信する方式です。

アンテナA
弥彦山送信所向け
受信状態   混合器
UUM-204J
アンテナB
下渡中継局向け
受信状態   
13 デジタル NHK教育 40 アナログ NST
15 NHK総合 42 BSN
17 BSN 44 TeNY
19 NST 46 NHK総合
21 アナログ UXTV 48 UXTV
23 デジタル UXTV 50 NHK教育
26 TeNY        
29 アナログ × TeNY        
35 × NST        
 この方法によって弥彦山に向けたアンテナに、中継局からの電波が回り込んで入ってくることによる影響を最小限に抑えることができます。21chのアナログ波(UXTV)はこの状態で非常に良好に受信することができます。このチャンネルの受信状態が悪くなってくると、同時に13〜26chのデジタル波も弱くなってきますので、弥彦山からのデジタル波の受信状態の悪化をある程度予測することができるというわけです。

管理人宅における地デジの受信状態

 「地上デジタル放送・受信エリアの目安」(リンク切れ)のマップをご覧になると分かると思いますが、村上は放送エリアギリギリの地区ということになります。前回の「新潟の民放テレビ史」でもご紹介しました通り、村上で弥彦山からの直接波を受信した場合、電波状態の良いときは比較的良好な画像が得られますが、夏場を中心にした異常伝播が発生すると激しいゴーストが発生したり、最悪何も映らなくなることもあります。

 ではデジタル放送ではどうでしょうか。答えはやはり「電波状態によっては映らなくなることがある」ということになります。特に夏の日の夕方から深夜にかけて電波が極端に弱くなってブロックノイズが発生、音声にもノイズが入り、挙句の果てに「受信できません」、今年の夏に何度もこのような状況に遭遇しました。ただそのような状況の時には弥彦山からのアナログ波や、それを中継している村上中継局からの映像にも障害が発生しますので、「今夜はデジタルはヤバそうだな」とか、ある程度予測をたてることも可能となります。

 特に録画を予定している場合、高画質を期待してデジタル放送を録画しているにもかかわらず、途中でブロックノイズが多発したり、何も映らなくなったり…、こんな状況であれば多少ゴーストが出ていてもアナログ放送を録画すれば良かったと思うこともしばしばです。

 では村上中継局のデジタル対応が完了すればこのような心配は解消されるのでしょうか。これははっきり言って、今の時点では私には分かりません。というのは一般的な中継局は、親局から飛んできた電波を受信して再送信しているわけですから、親局からの電波状態が悪化すれば中継局の映像にも影響が出るのは当然のことだからです。

 現に弥彦山からの電波状態が悪化しているときには村上中継局の映像にも激しいゴーストが出ることがありますし、特にTeNYは弥彦山からの電波状態が悪化しやすいらしく、中継局ですら何も映らなくなることがあります。中継局がデジタル化された場合でも、親局から飛んでくる電波状態が極端に悪化すれば、このような状態(ブロックノイズが出たり受信不能になったり)になることも十分に考えられると思うからです。

 根本的に解消するには放送局(送信所とは限らない)と中継局との間を専用回線で結ぶなどの方法も考えられますが、ただでさえ地デジ対応のために多大な予算を使わざるを得なかった地方の放送局が、さらにそのようなお金のかかる方法を採用するものかどうか…多分しないと思います。

 じゃあ、エリア内であるにもかかわらず映らなくなることがあると言って局に文句言えば?という考えも出てくるのですが、上記のエリアマップには「エリア内であっても、地形やビルなどによって電波がさえぎられる場合や、電波の伝播状況などによって視聴できないことがあります」と明記されており、エリア内であっても完全な受信状態を約束するものではないという意味のことがしっかりと書かれています。ですから遠隔地(だけとは限りませんが)で受信障害が出ることはある程度止むを得ないことと思って諦めるしかないというのが実際のところでしょうね。必要以上に文句を言えば単なるクレーマーということにもなりかねませんしね。

BSデジタル放送との画質比較

 そんなもの比較して何になるの?と思うかもしれませんが、やはり気になることもあるものです。てっとり早く比較できるのはNHKの総合テレビとBSハイビジョン(103ch)で同時生放送をしているときということになりますが、管理人が使用しているテレビ(東芝26LC100)においてはBSデジタルの方が鮮明な画像に思えました。

 また先日テレビ朝日系で放送されたキリンチャレンジカップの放送においても、地デジでの生放送よりも、BS朝日で放送された録画放送の方が鮮明だったような気がします。いろいろ調べてみますとBSデジタルよりも地上デジタルの方がビットレートが低いらしく、そのへんが画質に影響しているのかも知れないと思いますが、あくまで両者を比較しての話ですし、受信機によって「絵作り」も違うでしょうから、あまりシビアに考える必要もないものと思います。

画像サイズについて

 ハイビジョン放送の中にハイビジョンでない画像(4:3)が入った場合、いわゆる額縁画像と呼ばれるような左右に黒い帯(そこに番組名やイラストを入れている場合もありますが)が表示されることになります。ハイビジョン以前の古い映像が使われている場合や、ハイビジョン制作の番組の中に地方局の映像など、ハイビジョン以外の映像が挿入されている場合は仕方ないとしても、例えばスポーツ中継など、ハイビジョン制作されているものかどうかの判断に迷うことがありますよね。

下の画像はサッカーU-21、反町JAPANの初戦、アウェイでの中国戦の時のEPG画像です。
(TeNY)

 TeNYに限ったことではありませんが、多くの場合は16:9の表示になっています。でも果たしてアウェイで行なわれる中国戦を16:9のハイビジョンで放送するものかどうか。アルビレックスファンとしては反町監督のお披露目の試合ですからハイビジョン放送して欲しいのはやまやまですが、所詮は(といっては失礼ですが)U-21の試合、しかもアウェイでの親善試合をハイビジョン放送するものか迷いますよね。特に録画を実行する場合、16:9のフルサイズの画像と、両側に黒い帯の表示される額縁画面とでは雲泥の差があります。

 額縁画像になるのであれば、多少縦横の比率がおかしくても、画面いっぱいに映像が映るアナログの方を録画したいと思う場合もあると思います。でもこのEPG画像ではそこまでの情報は得ることができませんよね。

この日は富山の北日本放送の電波が届いていたので、同じ番組のEPG画面を比較してみました。
(KNB)

 なんと、画面サイズが4:3表示になっているではありませんか!このように4:3表示であれば、ハイビジョンではない4:3の映像の両脇に、黒帯や付加情報を表示させるいわゆる額縁画像であろうということが想像できると思います。実際に放送当日にTeNY、KNBの両方の放送を受信してみましたが、いずれも両脇に付加情報を表示させた額縁画像で、試合中継自体は4:3の画像になっていました。果たしてこのEPGデータをどこで作成しているものなのか興味深いところですが、もしKNBが独自にこのような4:3表示にしているのであれば、視聴者にとって非常に親切な対応ということになると思います。

ここで一服、新潟のアナウンサー、パーソナリティ編を少し

 このコーナーは県内各局のアナウンサーやパーソナリティなどについてのお話です。
というか単に管理人のお気に入りをご紹介するコーナーです。

BSN新潟放送

 前回新潟の民放テレビ史を作ってから大きな変化はないが、小林恵子さんと枦山南美さんがいなくなったのは管理人的には大きな痛手である。その反面、しばらく離れていたと思われる人が復帰しているのは朗報で、中津川英子さん、和田(旧姓杉山)朋子さんが復帰したのは嬉しいことである。また以前FMに出ていた小尾浩子さんがBSNに登場したのもニュースであろう。渡辺裕子さんも含めて、いわゆるお姉さん系のアナウンサーの活躍が目覚しいのが特徴的だと思う。

 一方男性では東さんが退社された以外は大きな変化はないが、昼ラジの江口歩さん、高橋なんぐさんというように、NAMARAのメンバーが着実に活躍の場を増やしているのが特徴であろうか。でもBSNで最強のアナウンサー、パーソナリティー、レポーターといえば山田かおりさん(りんりん)ということになるだろう。大御所はまたいつ失言するかと思うとハラハラして聴いていられません。

NST新潟総合テレビ

 管理人の一押しは2006年7月から登場した廣川明美さん。NSTの女子アナというとどちらかといえば派手めな印象があるが、廣川さんの場合は派手でもなく地味でもなく、まさにちょうどいい感じ。NSTらしくないといえばらしくないといえるが、ぜひとも頑張って欲しいものである。あとは多少地味めではあるが松村道子さんも普通っぽくていい感じ。それにしても5人の女子アナが全て県内出身者というのは凄いと思う。NSTの男性アナは正直言ってどうでも良い。

TeNYテレビ新潟

 田巻佑規子さんが登場したときは狂喜乱舞した管理人であるが、どうやらNSTの廣川さんにその座を奪われた感じである。木内ななさんは相変わらず美貌を保っているし、奥田麻衣さんの泣きそうな表情も捨てがたい。諸橋碧さんはアナウンスにもう少し柔らかさが出ればといったところか。

 一方男性アナは須山司さん、鈴木えーもんさん、それに堀敏彦さんと個性派揃い。内田拓志さんも歌舞伎役者のような風貌で結構いい味を出していると思う。ただあの田島祐子さんがいなくなったのはまさに想定外、正直ショックであった。

UX 新潟テレビ21

 ここは少人数でまとめているという印象があるが女子アナの好感度は高い。「スーパーJチャンネルにいがた」では鋭い眼差しでキリリと引き締まった表情の冨高由喜さんと、ほんわか癒し系の三河かおりさんのコンビは他の局にはない特徴的な組み合わせ。三河かおりさんが打ち水しているCMは何度見ても良いものである。あと県内出身者の内山知子さんも和風で好感が持てる。以前浴衣で登場したことがあったが管理人的にはノックアウトであった。男性アナはまあ普通といった感じ。

NHK新潟放送局

 ここはいわゆる転勤商売であるから、たとえ人気のアナウンサーであっても数年で必ず転勤してしまうのが難点。そんな中で異彩を放っているのが沢田浩次郎アナウンサー。表情ひとつ変えずに淡々とニュース原稿を読む姿はまさに古き良き時代のアナウンサーそのもの。時々原稿を見るときに首を大きく動かす動作が特徴的である。

 ニュースでは淡々と原稿を読む彼であるが、気象予報士としての活躍も目覚しく、大雪などのニュースになると、ここぞとばかりに張り切って登場する姿は爽快感すら感じられる。またスポーツ中継では声のトーンも上がり、気合を入れて実況している姿が目に浮かぶようである。彼もいつかは転勤してしまうのであろうが、できることならばこのままずっと新潟にいて欲しいと思う逸材である。
 
 沢田アナ以外は…、西村美月さんが非常にハイビジョン栄えして美しく感じられる程度で、あとは可もなく不可もなくといった感じ。とにかくNHK新潟放送局は沢田浩次郎さんに尽きると思う。

番外編 日本道路交通情報センター

 現在のメンバーは古い方から渡辺さん、小池さん、長島さん、広川さん、鈴木さんの5人体制。非常に落ち着いた感じの渡辺さん、いつも明るくハツラツとした感じの小池さん、癒し系の長島さん、アニメ声の広川さん、初々しい鈴木さんと、5人全て個性派揃いである。ただ鈴木さんと入れ代わるように小林さんがいなくなってしまったのはかなりショックであった。

 一つ苦言を呈するとすれば、これは全員に言えることであるが、時々「事故は終わっています」という表現をすることがあるが、ぜひやめて欲しいと思う。事故は始まったり終わったりするものではないので「事故処理は終わっています」と言って欲しい。言うこともあるが言わないこともあるので、そのへんの基準はないのではないかと思われる。

 あとごく稀にではあるが、バイパスの上り線、下り線という言い方をする場合があるが、どうもその基準が良く分からないことがある。「新潟バイパス、黒埼インターから紫竹山インターへ向かう上り線」とか、普通に考えれば下り線だと思うのだが、新潟を基準に考えると上り線になるのかなと思うこともある。まあ滅多に使われない表現であるのであまり気にする必要もないかとも思う。

地上デジタル放送の録画


 これはBSデジタルでも同じことですが、地デジ放送にはコピワン信号と呼ばれる「一回限り録画可能」という信号が乗せられています。高画質のデジタル放送を画質劣化のないまま何回も録画(複製)することを許せば高画質の海賊版を作ることが可能ですから、このような措置が取られているわけですが、これには利点、欠点の両方が存在すると思います。

 私の使用しているDVDレコーダーではHDDに録画した「一回のみ録画可能」の映像をDVD-Rにダビングすることはできません。そのためCPRM対応のDVD-RWにダビングすることになるのですが、これは正確にはダビングではなく「ムーブ」といって、HDDにある映像をDVD-RWに移動する作業であり、終了するとHDDからは自動的に消去されてしまいます。ですから万一DVD-RWのメディアに不具合があって映像の移し変えに失敗した場合は、映像はどこにも残らないことになります。そのようなケースは稀なケースではありますが、気を遣う作業でもあります。

 あとはDVD-DWメディアの値段、今私が買っているDVD-RWメディアは1枚当たり168円位ですが、DVD-Rであれば1枚60円から80円程度で入手できることを考えると、やはりコスト面では不利ということになります。

 ただDVD-RWへのムーブが終わると自動的にHDDから消去されるというシステムは便利な側面もあります。つまりDVD化が終了した映像をHDDから消去する手間が省けるということです。今回のサッカーワールドカップの録画に際しては、家にいる時間はレコーダーがほぼフル稼働の状態であったため、録画可能な容量も常に非常に少ない状態になっていました。ところがダビングを終わった映像をHDDから消去しようと思っても、次の番組の録画中だったりすると、製品の仕様上、映像の消去はできないため、常に残り容量を気にしている必要がありました。

 ところが「一回のみ録画可能」の番組であればDVD-RWへのムーブが終わった時点で自動的にHDDから消去されますので、自動的に次の番組を録画するための容量が確保できるという、非常に都合の良い状況を作り出すことができたのです。

このように利点もないわけではありませんが、やはりコストの問題は一番大きいと思います。


 2011年のアナログ放送終了まであと5年、その間に家庭のテレビのデジタル対応が終わるものかどうか不安な面もありますし、家庭内での私的な録画であってもコピワンが適用されるなど不便な点も否めないとは思います。でもこれも時代の流れ、慣れてしまえば当たり前のように使えるようになることでしょう。受信機の値段も安くなってきましたし、まだ体験されていない方もぜひ導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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