ハードオフお買物日記(2006年6月17日掲載)
ジャンクカメラ(コニカミノルタ)編
前回のキヤノン編に続いて今回はコニカミノルタ編のご紹介です。
でも管理人はコニカミノルタのカメラは一台も持っていません。
という訳でこのコーナーはこれで終了!
というのは冗談で、「コニカ」と「ミノルタ」のカメラをご紹介致します。
まずはコニカ編から。
コニカFM(シルバー) HEXANON 52mm F1.8付き
上記ページの本文中に紹介されていますので1964年8月発売ということになりそうです。
メーカーサイトの紹介記事によれば「CdSメーターをコンパクトにボディーに内蔵した一眼レフカメラ」ということであるが、ところがどっこい大きくてズッシリと重いカメラである。外観、内部ともに良好なコンディション。ファインダー内には多数の汚れ、ミラー表面にはスリキズが見られ、レンズにも部分的にカビが見受けられる。シャッター速度セレクトダイヤルの動きがやや硬い印象があるが、巻き上げ及びシャッターは正常に動作しているものと思われる。機械式ならではの「バシャッ」というシャッター音は、いかにも写真を撮っているという気持ちにさせられる。プラスチックのレンズキャップと、かなり年季の入ったカメラケースが付属していた。 |
外観は薄汚れてはいるもののクリーニングすればある程度はキレイになるものと思われる。内部の状態は良好。ファインダー内には斑点状の汚れが多数見受けられるがレンズは比較的キレイな状態。巻き上げ、シャッターともに良好な動作状態である。金属製のレンズキャップ及び、東芝製の55mmのスカイライトフィルター付き。 |
上記のSR-1と一緒に陳列されていたのでミノルタマウントであることが想像されたが、念のため装着させてもらって確認を行なった。180mmの単焦点レンズで金属製のフード付き、マウントには「SR」という刻印がある。フロントキャップ及びリアキャップは、いかにも安物といった感じのプラスチック製。外観は並品といったところ。レンズ内には多数のチリが混入しており、実用向けというよりもコレクション向けといった感じ。 |
1981年発売。かなり使込まれたとみえてプラスチック部分にテカリが生じている。正面のX-700という堀文字のペイントも半分以上消え落ちている。内部もあまりキレイな状態とは言えない。レンズは比較的キレイな状態で、三菱のスカイライトフィルター付き。状態の割には高めの値段だった。 |
どこからどう見てもミノルタの純正レンズであるが、値札にはタムロンの表記があった。多分タムロンのリアキャップが装着されていたためと思われる。レンズ内にはカビが見受けられるが写りに影響するかどうかは不明。KENKOのスカイライトフィルター付き。 |
沢山売れた割にはなぜか中古店でもあまり見かけないこの機種、今回ようやく見つけることができました。それもハードオフではなくボックスショップで。状態が良さそうな割には値段も安めだったのですが、何やらコメントの付いた荷札が付けられています。店員のお姉さんに頼んで見せてもらったところ、セレクトスイッチの基部破損のために仮補修してあるが、各ポジションに固定できない状況ということでした。「セレクトスイッチというのはこのスイッチのことですか?」と尋ねてみるものの「カメラには詳しくないもので…」という返答。そりゃそうだわな、この店は客の委託品を売ってるだけだから細かい状態までは把握しているハズもなく、聞く方がヤボだったかなと少々反省。 |
2006年6月17日
安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
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