ハードオフお買物日記(2008年9月19日)2008年9月20日掲載
SONY CDプレイヤー CDP-555ESJ編

SONY CDP-555ESJ(1992年発売 当時の定価90,000円) 
2008年9月19日(金)ハードオフ新津店で購入 6,825円(ジャンク品)
純正リモコン及び取説付き(状態表示:チェック時再生しました)


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2008年9月19日の金曜日、この日はたまたま仕事で五泉市へ行く機会がありました。
その帰り道、一服休みを利用して通り道(からちょっと外れた)にあるハードオフ新津店に立ち寄りました。
そこで見つけたのがこのCDP-555ESJのシャンパンゴールド機です。
この機種はネット上でも非常に評価の高い機種で、
Yahoo!オークションでは高値で次々と落札されて行きます。
実はこの機種、既に1台保有しているのですが、ボーカルが艶やかに出ることもあって気に入っており、
機会があればもう1台入手したいなと思っていました。

CDP-555ESJ の定格(取扱説明書より抜粋)

周波数特性:2Hz〜20kHz(±0.3dB)
信号対雑音比:117dB以上(EIAJ)*
ダイナミックレンジ:100dB以上(EIAJ)*
全高調波歪率:0.0017%以下(EIAJ)*
チャンネルセパレーション:110dB以上(EIAJ)*
消費電力:26W
最大外形寸法:470X125X375(幅/高さ/奥行き)
質量:約13kg
*EIAJ(日本電子機械工業会)の規格による測定値

CDP-333ESJと共用の取扱説明書及び、
シャンパンゴールド機専用のオリジナルリモコン(RM-D891)が付属していました。


他のガラクタと一緒に棚に無造作に…

このクラスの製品になるとジャンク品でも水平に置かれている場合が多いのですが、
スペースの関係でしょうか、他のガラクタと一緒に縦置きの状態で棚に押し込まれていました。
ラッピングされていたために細かいキズの有無は良く分かりませんでしたが、かなり状態は良さそうです。
何よりも驚いたのが税込6825円という価格です。もし完動品ならば非常にお買い得と言えそうです。


カスタムエディット、カスタムファイル機能などが満載されています。

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ディスク1枚ごとにタイトルを記憶させたり、再生レベルを記憶させたりできる機能が搭載されています。
またテープに録音するときにレベルを合わせやすくするように、
そのディスクの中で一番音量の大きい部分を検出する機能も搭載されています。


可変出力調整ツマミはヘッドフォンとの兼用になっています。

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リモコンでレベル調整を行なうと、LINE OUTのツマミが回転するのと同時に赤いランプが点滅します。


究極の選択

どうしようか…、悩んでいるうちにどんどん時間は過ぎて行きます。
休日ならば検討にじっくり時間を掛けられるのですが、今日はそういう訳には行きません。
10分程度の休憩時間の中で、買うか買わないかの究極の選択を強いられることになりました。

値札の隅の方には陳列した日付と思われる数字が印字してありました。
その数字は「20080918」、どうやら前日に陳列したばかりのようです。
ということはまだ殆ど人目に触れていないということになりそうですが、
今日が金曜日ということを考えると、仮に土日に出直して来たとしても売り切れている可能性「大」、
秋葉の山から飛び降りる気持ちで?購入を決断しました。


シンプルで分かりやすいディスプレイ部分

この写真は「全曲連続再生」「全曲リピート」の状態を示します。
右側の格子状の部分の「20」の右側に右向きの三角印がありますが、
これはこのディスクには21曲以上収録されていることを意味します。



帰宅後にさっそくラッピングを剥がしてみると、キズや汚れも皆無に近い状態です。
背面の出力端子は「可変出力」の方に保護キャップが装着してあったので、
前オーナーは「固定出力」をメインで使っていたということになりそうですが、
その固定出力端子も非常にキレイで、全体的に使用感の非常に少ない状態でした。
純正リモコンと取扱説明書も非常にキレイな状態です。


入っているCDのタイトルなどを登録することができます。

"BEATLES 1"というタイトルを登録したところです。
10文字までですから長いタイトルは登録できません。



CDが入っていない時の"NO DISC"の表示を変えることもできます。

ハイフンを入れてちょうど10文字になりました。



動作確認

DENONのPMA-1000Gに接続して動作確認を行いました。
トレイの出し入れも非常にスムースで読み込みも問題ありません。
ところが可変出力を動かすとガリガリというノイズが発生します。
恐らく前オーナーが可変出力を殆ど使っていなかったためにガリが発生していたのでしょう。
でもこれは使って行くに従って改善されて行くでしょうから問題ないと思います。


背面パネルは至ってシンプルです。

ネジ類にも汚れやサビは殆ど見られませんでした。画像クリックで拡大されます。
電源コードには1993という印字がありました。


BEATLESの27曲入りのCDを全曲通して2回ほど再生してみましたが音飛びやノイズの発生もありません。
特にジャンク品でありがちな、一番最初の曲や最後の曲での不具合も起こりませんでした。
リピート再生に設定した場合の、最終の27曲めから1曲めへの移動もスムースです。
CD-Rの再生の可否や振動による影響の有無は試していませんし、
カスタムファイル等の機能の詳細な動作確認は行なっていませんが、
とりあえず基本的な動作に関しては問題なさそうです。


アナログ出力端子です。

シンプル イズ ベスト ですね。


こちらは光デジタル出力端子です。

コネクタの向きが曲がっていますが気にしないことにしましょう。



とりあえずは問題なく動いているようで…

買ってきてまだ二日目ですから断定的なことは言えませんが、とりあえずは不具合なく動作しているようです。
外観も「極上」と言って差し支えないような状態ですし、6,825円という価格はお買い得だったと思います。

また本来ならカバーを開けて内部をご紹介したいところなのですが、
あまりに状態が良いもので、ヘタに分解していじくりまわしてダメにしてもアレですので、
今回は外観のみのご紹介でご容赦いただきたいと思います。



もしも壊れたら…

もしもこのプレイヤーがダメになるとしたらそれはピックアップが寿命を迎える時でしょう。
この製品にはKSS-272Aというピックアップが使われているのですが、メーカーにも既に在庫がないらしく、
たまにオークションに出てきてもウン万円の値段が付いてしまうほど競争率が高くなっています。
実は今から何年前か、多分7年位前でしょうか、同じピックアップを使うCDP-333ESJのピックアップ交換をしてもらったことがあって、
その後、さほど使わない状態のままになっています。もし今回入手した555ESJのピックアップが寿命を迎えたら、
333ESJから移植しようかとも考えています。自分で出来るかどうか自信ありませんが…。

という訳で、しばらくはこのまま不具合なく使えることを祈りつつ、
今回の記事を終わりたいと思います。

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2008年9月20日
安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き

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