ハードオフお買物日記(2005年10月23日編)
YAMAHA NS-500M 1983年発売 当時の定価¥59,800/1台
2005年10月23日(日)ハードオフ新潟近江店で購入。ジャンク品(\12,600税込)
(売却済みです)
1本しか写ってませんけどもちろん2本セットです。
これまでは2年くらい前にやはりハードオフで購入したジャンク品のDIATONEのDS-77Zというスピーカーを使っていました。 音質に関しては人それぞれ好みがありますが、どちらかというと大音量のときにバランスよい再生音を聞かせてくれる半面、 夜間小音量で聴くときは特にボーカルなどがやや不明瞭になりやすく、購入当初から買い替えを検討していました。 2005年10月23日の日曜日、この日は新潟近辺のハードオフ巡りを兼ねてスピーカー選びに出かけました。 今回購入の判断基準としたのは以下の条件です。 (1)国産2ウェイまたは3ウェイ(3ウェイが望ましいが良いものがあれば2ウェイでも可) (2)できれば各ユニットにアッテネーターが付いていた方が望ましい。 (3)あまり最近の製品でないもの(1980年代半ばのもの希望) (4)あまり重くないもの(1本の重量がおおむね25kg以下のもの) (5)予算は3万円台まで。 (6)多少の外観のキズは差し支えないがユニットにキズや凹みのないもの。 だいたいこんなところですが(4)はかなり重要な条件です。 というのは今まで使っていたDS-77Zは1本の重量が29kgもあり、狭い階段を2階まで上げるのに往生したことや、 配置換えの際の苦労が並ではないこともあって、少しでも軽いものをと思った訳です。 そのために(1)の2ウェイも視野に入ってきたという訳です。 (新潟近江店) この日、5軒めに訪れた新潟近江店に今回購入したYAMAHA NS-500Mが置いてありました。 きれいにラッピングされた状態でジャンク品として陳列されていましたが、全ユニットともに音は出るという表示がありました。 保障なしのジャンク品として¥12,600の値札を貼られて棚に押し込まれていたのですが、 値札には¥18,900を¥12,600に直した形跡が見られます。恐らく長期在庫品なのでしょう。 ラッピングしてあったので細かいキズの有無は確認できませんでしたが、 ラッピングされているということは状態が良い(キズものにしたくないためにラッピングしている)というふうにも考えられます。 持ってみた感じではDS-77Zに比べるとはるかに軽そうでした。 この時点ではまだ購入は決断せずに新通店へと向かいました。 (新通店) 新通店にもこれと同じ製品が置いてありましたが、ジャンクではなく保障付きで¥35,700で売られていました。 近江店のジャンク品と比較して、ユニットのアルミ部分の腐食がやや少なめだった他はあまり違いが見られませんでした。 という訳で再び近江店へと向かいました。 (再び近江店) 購入の最終決断をすべく2本とも棚から出してみました。そうしたら奥に置いてあった方の上の角の部分、 本体及びサランネットにダメージが見られました。サランネットのエンブレムも傾いています。 しかしながら全体的なコンディションは新通店で¥35,700で売られているものと大差なく、 多少のダメージがあるだけで約1/3の価格ということであれば間違いなくお買い得と言えるでしょう。 というわけで購入決定。 |
お約束のアルミ部分の腐食です。
これは止むを得ないというか、こうなっていないものを探すのは至難の業ですね。
保証付きで売られているものでもこうなっているものが多いですし、この程度ならOKでしょう。
ヘタに磨かない方が良いでしょうかね。
角(上部)のダメージはこんな感じでした。
本体は外板が剥がれて中身が見える状態、でもマジックで塗ってしまえば殆ど目立たなくなるでしょう。
時間があるときにでもパテでも盛って塗装すれば完璧ですね。
サランネットは角部が完全に割れてしまっていて、表面のネットも一部が欠落しています。
片方のサランネットのエンブレムも傾いていました。
固定するためのピンが片方欠損していました。接着するか、スペーサーでも挟んで動かなくするか迷うところです。
それ以外は非常に良好なコンディションです。
ネットグリルにも凹みはなく、アッテネーター周辺も非常にきれいです。 心配された側面と上面の状態もキズひとつなく、大切にされていたことが伺えます。 角にダメージがあるというだけで安く買い叩かれたのかも知れないと思うと、 前の持ち主が少しだけ可愛そうに思えたりもします。 で、肝心の音はといえば…、文句なく良い音です。 2年くらい前にやはりハードオフで購入したDIATONEのDS-77Zと比較しても、 低域は良く出るし高域も繊細、また何より中音域が前に出てくる感じで臨場感があります。 まさに聴いてて楽しくなるスピーカーですね。これは買って正解でした。 ちなみに重量は1本あたり約23kg、DS-77Zの29kgと比べてかなり軽いので、 抱えて階段を上がるもの苦になりませんでした。 それに比べて今回使用を終えたDS-77Zを抱えて階段を下りるのは至難の業でした。 このDS-77Zは現在次のオーナーを探して某所で待機中です。 |
こんな機器で鳴らしてます。
詳細はまた機会を見てご紹介することにして、とりあえず型番、年式等を取り急ぎ。
上段 SONY CDP-555ESD 1986年発売(発売当時定価¥150,000)
下段 SANSUI AU-D907X DECADE 1985年発売(発売当時定価¥193,000)
いずれも過去にハードオフ村上店及び新発田店で購入したもの(両方ともジャンク品)です。
以下管理人の備忘録です。
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安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
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