●瀬波温泉開湯100周年号運行(2004年3月6日掲載、3月21日追記)

村上市では「町屋の人形さま巡り」に合わせて、村上市中心部と瀬波温泉とを結ぶ
シャトルバス「瀬波温泉開湯100周年号」を運行しています。


昨年の同じ期間中には村上市中心部だけを巡回するバスが運行されましたが、
今回は瀬波温泉開湯100周年ということで、かなり広い範囲で運行されています。
3月21日の日曜日、この日は好天に恵まれたこともあって、大勢の観光客で賑わっていました。

(左)村上駅前ロータリーの立て看板も「町屋の人形さま巡り」に合わせて新調されました。
(右)特急の到着時刻が近づくと温泉の送迎用のマイクロバスが集結します。今日は2台しかいませんでしたが、
多い時は4〜5台集まることもあり、バスの転回に支障をきたすことがあります。


「瀬波温泉開湯100周年号」が村上駅に到着しました。
使用車両は新潟交通北、村上営業所所属のG1405、両側面と背面に専用ロゴマークが貼付されています。

運行期間は2004年3月1日から4月3日までの毎日、料金は1日乗車券が300円となっており、
市内の主要観光施設及び瀬波温泉の各旅館、ホテルで発売しています。
バスの車内では販売していないようですのでご注意ください。
また村上駅前の観光案内所に時刻表とルートマップが置いてありますのでご利用ください。
時刻表は
こちら(155KB)、ルートマップはこちら(195KB)です。1日乗車券発売所はルートマップにも掲載されています。
(著作権的にアレかとも思いましたが、PRの一環ということであえて掲載させていただきました)


ではバス路線に沿って町を簡単にご案内致しましょう。(その前に一言お断りを・・・、)

すべての写真は2004年3月21日(日)に撮影したものですが、必ずしもバスの運行経路に合致している訳ではありませんし、
実際の撮影順と掲載順はかなり前後している部分があります。
従って、さっきまで午前中の青い海だったのに急に夕方になったりする箇所もありますが、その点はご勘弁いただきたいと思います。

小国町(おぐにまち)

(左)客層はいわゆる「かーちゃんがた」中心ですが、ちらほらと若い人の姿も見られます。(右)お茶の九重園(ここのえん)



九重園には大小さまざまなひな人形が展示されています。
みんな真剣に説明に聞き入っています。


安良町(あらまち)

(左)酒田や(和菓子)葡萄羹(ぶどうかん)で有名な老舗です。  (右)木戸畳店業種を問わず様々な店舗が参加しています。



(左)せやま塩引き鮭、鮭の酒びたし(さかびたし)が有名。
            (右)お菓子の成田屋           



店名失念、申し訳ない。


大町(おおまち)


大町の信号を通過する「瀬波温泉開湯100周年号」
この信号の次の信号を左折し、小町坂を経て「イヨボヤ会館」へと向かいます。
このバスにはなんと10人くらい乗車していました。PRも徐々に行き届いてきたのでしょうか。



薬局らしい気の効いた飾り方だなと思ったら、このサトちゃん、本当にケガをしていました。頭は完全に割れていました



(左)和菓子の早撰堂                      (右)うおや
お菓子屋も魚屋も大混雑、魚屋の店員は観光客の道案内に追われていました。



大町から寺町へ抜ける小路。こんなに人が歩いてるなんて数年前までは考えられませんでした。


さてバスの写真に戻りましょう。

イヨボヤ会館に到着した「瀬波温泉開湯100周年号」
このあとバスは村上駅を経て瀬波温泉方面へ向かいます。




瀬波温泉跨線橋を下る「瀬波温泉開湯100周年号」



ここで以前から気になっていることが一つ、この道路は国道345号線なのですが、
上の写真の「瀬波温泉跨線橋」の看板の裏側は、左の写真のように県道を示す表記になっているのです。
これでもOKなのかどうかいつも不思議に思っています。これもありなんでしょうかねえ。


いよいよクライマックスの瀬波温泉に。

通常のバス路線から外れて汐美荘の方へ突入して来ます。対向車が来なければいいけど・・・



おお、車体が傾く傾く。
ウテシさんも気を遣うだろうけど、
乗客も怖いだろうなあ。








対向車が来ないから今のうちだ。



ホッ、対向車来なくて良かった。


こうして無事に坂を下り終えたバスは汐美荘の前を右折して・・・、



はまなす荘の方へと向かって行きます。はまなす荘でUターンしたのち、今度はこの坂を上ることになります。


はまなす荘でUターンしてさきほどの坂を上って来ます。


汐美荘の前から姿が見えて来ました








対向車を1台クリアして・・・、


この場所は右折が困難なため、いったん左折して温泉の駐車場で方向転換して、岩船港鮮魚センター方面へ向かって行きます。


岩船港鮮魚センターへ。

鮮魚センターはバス利用者があまりいないのか、乗降はまったくありませんでした。一瞬停車してすぐに発車です。



夕日を浴びながら村上方面へ戻って行きます。



このあといったん駅へ入って、もう一周して終わりです。


下の時刻表は観光案内所に置いてある時刻表をもとにして作成しました。
交通趣味人にとってはこのような書式の方が分かり易いのではないでしょうか。バス停名は簡略化してあります。

3/1〜4/3まで毎日運行 午前便   午後便  
バス停NO バス停名       備考
1 はぎのや前 9:00 10:00 11:00     15:35 16:23 はぎのやを出発して
2 吉田や前 9:01 10:01 11:01     15:36 16:24 吉田やと
3 大和屋旅館前 9:02 10:02 11:02     15:37 16:25 大和屋を過ぎてから海岸の方へ行く坂を下りて
4 はまなす荘前 9:05 10:05 11:05     15:40 16:28 はまなす荘でUターン
5 ハートピア瀬波前 9:06 10:06 11:06     15:41 16:29 ハートピアと
6 旅館大清前 9:07 10:07 11:07     15:42 16:30 大清
7 ホテル瀬波観光前 9:08 10:08 11:08     15:43 16:31 ホテル瀬波観光
8 清雲荘前 9:09 10:09 11:09     15:44 16:32 清雲荘の前を通って
9 汐美荘前 9:10 10:10 11:10     15:45 16:33 汐美荘の坂は岩船方面へ右折困難なので
10 観光案内センター前 9:11 10:11 11:11     15:46 16:34 温泉の駐車場でUターンして岩船方面へ
11 大観荘前 9:12 10:12 11:12     15:47 16:35 大観荘から
12 ゆ処そば処磐舟前 9:13 10:13 11:13     15:48 16:36 磐舟(ばんしゅう)の前を通って
13 鮮魚センター前 9:15 10:15 11:15     15:50 16:38 鮮魚センターでUターン
14 ビューホテル前 9:16 10:16 11:16     15:51 16:39 ビューホテル前から
15 観光案内センター前 9:17 10:17 11:17     15:52 16:40 再び温泉の駐車場の前を通って
16 堆朱工芸館前 9:20 10:20 11:20     15:56 通過 瀬波温泉跨線橋を渡って
17 村上駅前 9:24 10:24 11:24
12:05
  14:50 16:00 16:48 いったん村上駅に入ってから
18 ギャラリーやまきち前 9:26 10:26 12:07   14:52 16:02   肴町を経由して
19 九重園前 9:27 10:27 12:08   14:53 16:03   小国町から
20 酒田や前 9:28 10:28 12:09   14:54 16:04   安良町を通って
21 村上市役所前 9:29 10:29 12:10   14:55 16:05   大光銀行の裏手を通ってたぶん小町坂へ
22 イヨボヤ会館前 9:35 10:35 12:15   15:00 16:10   イヨボヤ会館を通って
23 九重園前 9:38 10:38 12:18   15:03 16:13   再び小国町へ
24 ギャラリーやまきち前 9:39 10:39 12:19   15:04 16:14   肴町を通って
25 村上駅前 9:41 10:41 12:21   15:06
15:26
16:16   もいちど村上駅へ
26 堆朱工芸館前 9:45 10:45     15:30 16:20   堆朱工芸館を経て、はぎのや前へ
    はぎのや前へ     はぎのや前へ    

バス停NOの青数字は既存バス停に併設。
午前便は9:00に「はぎのや前」を出発し12:21に「村上駅前」に到着するまでの約3周、
午後便は14:50に「村上駅前」を出発し16:48に「村上駅前」に到着するまでの2周となっています。
また途中村上駅で長時間停車が2回ありますが、その際に営業所への入出庫が行なわれるかどうかは未確認です。
*3/21(日)村上駅11:24到着の便がいったん村上営業所へ入庫するのを確認しました。

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2004年3月6日

安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き

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