安良町交通博物館特別編 2003年11月8日号   

アルビレックス新潟 Go for J1!
(J1昇格するかも知れなかった日)
  J2第42節(11/8)の結果
新潟 4-2 横浜
山形 1-2 広島
川崎 5-2 福岡
第42節終了時点での順位
1 新潟 勝点85 得失差40
2 広島 勝点83 得失差30
3 川崎 勝点81 得失差40
 

2003年Jリーグ2部(J2)も終盤戦、第41節を終えて我がアルビレックス新潟は堂々の首位。
ホームでの第42節横浜戦に勝って、広島と川崎のどちらかが破れれば新潟のJ1昇格が決まります。
2003年11月8日(土)午後2時キックオフ、昇格の瞬間が見られるかも知れない、いても立ってもいられない管理人は、
村上9時発の新潟行き高速バスに乗り込み、スタジアムへと向かいました。
駅前通で下車、新潟駅南口へ到着したのは午前10時半頃のことでした。
時間が早いせいか駅周辺はまだ非常に静かでしたが、
バス乗り場には続々とサポーターが集まってきて、次々と直行バスが発車して行きました。
バスをしばらく眺めた後、11:17頃のバスに乗り込みスタジアムへ向かいました。

ビッグスワンで待ってたらLED車がやって来たので、シャッターを1/60にして撮影しました。

J2第42節アルビレックス新潟、横浜FCに4-2で快勝するも、昇格は次節以降にお預け
しかし次節引き分けでも昇格ほぼ決定か?

11月8日(土)のビッグスワンは凄かったです。これはキックオフ2時間半前の午前11時半頃の光景ですが、入場待ちの列は県道の下を超え、駐車場方向に長く伸びていました。時折激しい風雨が吹き付ける中、みんな傘をさして忍耐強く待っていました。あと数時間後に歴史的なシーンを見られるかも知れないと思えば、雨であろうが雪であろうが関係ありません。ひたすら待つのみです。警備員の皆さん、大変お疲れ様でした。


でも悪天候のせいか外の売店はいつもよりも暇そうな印象を受けましたね。発売されたばかりのオフィシャルサポーターズマガジンを売っているテントも閑古鳥が鳴いていました。この天気に本を買っても雨でぐちゃぐちゃになるだけですもんね。あとauのおねえさんたちがパンフレットを配っていましたが、受け取ってくれる人も少なくコスチューム姿が寒そうで痛々しい感じでした。

一方、スタジアム内の売店はどこも大盛況です。応援グッズや食べ物が次々と売れて行きます。管理人も昇格祈願ピンズの11月発売の最新版を買おうと売店を駆けずりまわりましたが、なかなか見つからず、2階の売店でようやく見つけることができました。ワールドカップの時の熱気が冷めることなく、ずっと続いています。まるでお祭りのようですね。






きれいなおねえさんにフェイスペインティングしてもらえて300円は安い? してもらえば良かったか・・・。
(;´Д`)
ハァハァ


嵐の前の静けさ

 そしてキックオフ、今日はなんと鈴木健太郎選手が先発出場しました。前々節の甲府戦で靭帯を損傷し、今期は絶望かと思われていましたが脅威の回復力です。まだ万全ではないということですので無理はしないで欲しいですね。

前半開始早々マルクスのPKで1点先取、スタジアムは大歓声に包まれました。


しかし直後に相手にPKを与えてしまい同点に。いやなムードが漂いました。しかしそんないやなムードを破ってくれたのはファビーニョの勝ち越しゴールでした。そして前半を終えて2-1で新潟がリード、その時点で川崎が負けているという情報が入りました。これは今日、昇格が決まるかも知れないということで、場内は湧き上がりました。歴史的なシーンはもうすぐです。後半も攻撃の手を緩めず、マルクスの芸術的なゴールで3-1となり、今日の勝利が決定的になりました。


後半、敵陣に積極的に攻め込むアルビレックス。
左サイドには鈴木健太郎の姿が。無理するなよ。


4点目となる安英学のゴールで湧き上がるスタジアム。オーロラビジョンには安とマルクスが抱き合うシーンが映し出されています。


ロスタイムに横浜に反撃のゴールを許してしまうものの、結果的には4-2で快勝。サポーターの声援に応えるべく場内を一周する姿も誇らしげですね。右から4人目は安英学でしょうか。J1昇格かと思われましたが、オーロラビジョンには広島も川崎も勝ったという速報が流れました。昇格は次節以降へお預け、場内はため息に包まれました。あの悪天候の中を集まった41777人の観客の前で昇格が決まらなかったのは少々残念ですが、ここまで来ればもう突っ走るしかないでしょう。最終戦の大宮とのホームゲームを待たずして、次節アウエーの福岡で決めて来て欲しいですね。福岡へは行くことはできませんが、スカパーで応援したいと思います。あともうちょっとでJ1、みんなで応援しましょう。

2003年11月8日撮影。
MINOLTAα-7+AF24-105mmF3.5-4.5D絞り優先AE(F4.5)露出補正なし FUJICOLOR SUPERIA Venus400

J2第43節(11/15)の予定
福岡-新潟(15時)
広島-鳥栖(15時)
湘南-川崎(15時)
J2第44節(11/23)最終節の予定
新潟-大宮(13時)
川崎-広島(13時)

という訳で、やはり星勘定をしないと気が済まない管理人です。

現時点で新潟の勝点は85、次節43節で福岡に勝てば勝点88となり、その時点で新潟の2位以内が確定します
では次節43節で引き分けてしまった場合はどうなるでしょうか。実はその場合でも2位以内がかなり濃厚となって来るのです。

次節43節で仮に引き分けて、最終44節で負けたと仮定した場合ですが、新潟の最終勝点は
86となります。
そして次節43節で広島、川崎の両チーム共に勝った場合を考えると次のようになります。
ここでポイントになるのは最終44節で広島と川崎の直接対決があること、つまり両チームが今後全勝することはあり得ないことです。

以下は新潟が43節で引き分けて44節で負けたと仮定した場合の星勘定です。

パターン1 第43節 第44節 最終勝点   広島が2勝した場合は勝点89となって首位に立ちますが、川崎は最終戦で負けることになるために勝点84止まり、勝点86で新潟の2位が確定します。
 新潟(85)  × 86 昇格
 広島(83)  89 昇格
 川崎(81)  × 84  

 

パターン2 第43節 第44節 最終勝点   広島と川崎が最終の直接対決で引き分けた場合、広島は勝点87となって首位に立ちますが、川崎は勝点85止まり、やはり勝点86で新潟の2位が確定します。
 新潟(85)  × 86 昇格
 広島(83)  87 昇格
 川崎(81)  85  

 

パターン3 第43節 第44節 最終勝点   問題はこのパターンなのですが、川崎が2勝した場合は勝点87となって首位に立ち、新潟と広島が勝点86で並んでしまいます。しかし新潟と広島は得失点差が10点あります。また仮に得失点差で並ばれたとしても総得点で新潟が上回る可能性が高いため、新潟の2位はほぼ確定的となります。
 新潟(85)  × 86
 広島(83)  × 86
 川崎(81)  87 昇格

従って今後の2試合で広島に得失点差を10点詰められて、総得点で超えられるような事態にさえならなければ、
次節43節の福岡戦で引き分けた時点で新潟の昇格がほぼ決定すると思って良いでしょう。
では次節で新潟が負けた場合は?今の時点では計算していません。負けたらどうなるんでしょうか。
とは言え、次節福岡戦には絶対に勝って、こんな星勘定なんか必要なかったと思わせて欲しいですね。
福岡に勝って昇格を決めて、最終節で大宮に勝ってJ2優勝と行きたいものです。

(もし計算間違えてたら教えて下さい。お願いします)

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