ハードオフ（だけとは限らない）お買物日記 KT-7500編

ハードオフ(だけどは限らない）お買物日記（2006年11月14日）
　
TRIO FM/AMチューナー KT-7500編

TRIO SOLID STATE AM-FM STEREO TUNER KT-7500 （1975年発売　定価48,000円）
2006年11月14日 Yahoo!オークションで入手（1,200円）

この機種は1975年頃に発売されたTRIOの中級機種で定価は48,000円、特にこの機種に対する思い入れのようなものがあるわけではないが、デザイン的に最も好きだった頃のトリオの製品ということで収集の対象となった。いかにもトリオのチューナーといった感じの面構え、何時間見ていても飽きることがない。

天板には時代なりの汚れが見受けられるが正面パネルは良好なコンディション、ただし一箇所引っかき傷のようなものがあって、見る角度によっては少々気になる状態である。画像クリックで拡大されます。

背面は比較的良好なコンディション。

FMアンテナ端子にF栓は装備されていない。300Ω端子はツマミ付きなので操作性は悪くはない。

到着～動作確認

11月14日に品物が到着、正面パネルの引っかき傷の修復は難しそうなのでそのままにして、汚れ落としだけを行なった。パネル内にゴミが混入していたのでいったん分解し、ダイヤル部分のガラスパネルの内側の汚れ落としも行なった。FMの受信状態は特に問題なかったが、AMは若干の感度低下が感じられた。

カバーを外してみる

天板だけを取り外すことができるのでメンテナンス性は良好である。
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内部は非常にキレイな状態だった。ただし電源部分の2本のヒューズのうちの1本が大きさの違うものをリード線で半田付けする形で取り付けられていた。定格の違うものが取り付けられていないかどうか確認する必要がありそうだ。その他は球切れ等もなく30年以上経過しているとは思えないほど良好なコンディション。

内部は非常にキレイな状態が保たれていた。

メカニックな感じがするバリコン部分。

部屋の照明を落とすと柔らかいイルミネーションとともにメーターが浮かび上がる。

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柔らかなイルミネーションは癒し効果抜群。

画像クリックで拡大されます。

長時間の連続テストでも音切れは発生せず、時間経過によるダイヤルのズレも少なく良好な受信状態。ただ高域が若干不足気味なのと、セパレーションがやや不足気味なのが気になるところ。このへんは部品の劣化に起因しているのかもしれないので、電解コンデンサの交換を行なってみる価値がありそうだ。とはいえ、このクラスのチューナーが送料を含めても2000円と少しで手に入るのだからYahoo!オークションはやめられないのです。

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