HOME
 安良町交通博物館
 2002年
  SL写真館(会津若松編1)1973年1月15日

安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
Copyright(C)2002-2014 Aramachi Transport Museum All Rights Reserved.
無断転載、二次使用等禁止致します。


(このページは2002年に初掲載したものを再編集したものです)

 新潟周辺からSLが姿を消した後も会津にはまだC11の牽引する貨物列車や客車列車が残っていました。会津若松運転区には入換用も含めて何両ものC11やC58が配置されていました。ここでは1973年1月に初めてSL撮影のために会津若松を訪れた際に撮影した写真をご紹介いたします。

 鉄道ジャーナルの記事で見たC11366が目の前に!テンションが上がりまくったのは言うまでもありません。持って行ったカメラはオリンパスPEN-D、12枚撮りのフィルムで24枚撮れるハーフサイズのカメラです。このカメラに白黒フィルムを入れて会津若松へ向かいました。

画像クリックで拡大画像をご覧いただけます。

1973年1月15日 会津若松入り

 この日は初めての会津若松訪問でした。新津から急行「あがの1号」(913D)に乗って会津若松に到着したのですが、会津若松駅の到着アナウンスが女性だったのは当時としては大変な驚きでした。
急行あがの1号 会津若松到着音 WMAファイ(0分49秒)

 急行あがの1号を下りると1493レを牽引するC11199がスタンバイしていました。
3番線・・・でしょうかね?


大慌てで跨線橋を渡るとC11199が貨車への連結待ちの状態で停止していました。






貨車への連結とブレーキ試験を終えてバック運転で発車。


ちょっぴり流し撮り風





 初めて見たC11は想像していたよりもはるかに迫力があり、D51やC57と比べても遜色のない魅力がありました。只見線1493レ発車音 WMAファイル(2分24秒)

 この日は日帰りということもあって会津若松駅の発車風景と機関区での見学だけを行ないました。当時はハーフサイズのカメラしか持っておらず、なおかつ白黒フィルムを使用したために鮮明な画像が残っていないのが悔やまれます。

 事務所で許可を貰って機関区へ行ってみると鉄道ジャーナル誌で紹介されていた366号機がやってきました。C11366入れ換え音 WMAファイル(1分37秒)






扇形車庫へ


 いきなり登場した366号機の興奮も冷めやらぬままに扇形車庫の方へ行ってみると、C11やC58が何台も停まっていました。

元気のいい少年の顔をしたC11178とC11179。



おっさん顔のC11256。


どことなく寂しげな表情のC5816、いかにも余生を過ごしている感じ。



するとさきほど遭遇した366号機が入れ換えを終えて転車台へと進んできました。



 こうして初めての会津若松でのSL撮影は終わりました。日帰りの会津若松訪問は、駅及び運転区周辺での見学に終始し、写真もあまり撮ることができませんでした。また会津に来ることを約束して、帰りの列車に乗り込みました。

HOME

2002年初公開
2014/05/22再編集


安良町交通博物館 管理人:安良町経由村上行き
Copyright(C)2002-2014 Aramachi Transport Museum All Rights Reserved.
無断転載、二次使用等禁止致します。