●電車写真館(新潟交通編2)1999年3月21日

1999年4月4日、新潟交通電車線は最後まで残されていた東関屋〜月潟間が廃止となり、歴史に終止符を打ちました。
このページでは廃止の2週間前から廃止当日にかけて撮影した写真をご紹介致します。
この頃から最後の雄姿をカメラに収めようという鉄道ファンや、
廃止を惜しむ住民のメモリアル乗車も多くなって行きました。
普段は単行で走っている日中の列車もほとんどが2両編成となり、
あまり出番のなかったクハ46も運用に就いていました。



1999年3月21日(日)

早朝の関屋分水路を渡る東関屋行き925レ





白根行き926レ(後追い)近代的なマンションとの対比が何ともいえません。
もうちょっと早く昭和レトロブームが来ていれば、存続熱も高まっていたかも知れません。




東関屋行き927レ(後追い)橋を渡ればもうすぐそこが終点の東関屋駅です。



東関屋行き111レ。これだけの沿線人口があるのですから、かなりの需要はありそうなものですが、
時代には勝てなかったのでしょう。対岸には多くのカメラマンが待ち構えています。



焼鮒駅に到着する月潟行き114レ

ミラーに映る古びた駅舎とホーム、乗客の姿は?一人か二人立っているようにも見えます。


焼鮒駅を発車する月潟行き114レ(後部から)


前方に見えるのは新幹線の高架橋です。粘れば交差するシーンが撮れたかも?



焼鮒駅に到着する東関屋行き113レ。



焼鮒駅に停車中の東関屋行き929レ。




木場駅に到着する白根行き930レ。


この駅の役目もあと半月で終わります。

タイムスリップしたかのような古びた駅舎、待合室の中には最新式の自販機、まさにミスマッチ。



木場駅に停車中の東関屋行き115レ。
直線なのに真っすぐでない線路にスプリングポイント、ここでE127系と交換する姿を見たかった…。



七穂〜板井間を走る東関屋行き931レ。この列車は単行だったため超満員でした。右端の電柱もゆがんでますね。



板井〜七穂間を走る月潟行き116レ。こちらも単行でした。農家のビニールハウスをかすめるように通過して行きます。

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